2018.01.10 Wednesday
ブログ小説「アスカルの恩返し」その41
僕はその言葉に 少し驚きました。 僕って 飼い主の言うことを 聞かなかったのかと 思いました。 でも わりと言うことを 聞いていたように思うんだけど そんなに思われていたんだ あらためて 思い直しました。 そこで 聞いてみました。 僕: そんなに大変な犬なのに なぜ飼っていたの 元飼い主: それは なぜだろう 考えたことがないので わからないよ でも 亡くなったときは とても 悲しかった。 本当に大変な犬だったら 『やれやれ 終わって良かった』と 思うところだが 虚しかった 気落ちした 気が滅入ってしまいました。 僕: そんなに悲しかったんですか 元飼い主: もう その犬は 家族になっていて いるのが当たり前 いなくなって そんな風に感じたのかも知れません。 |