2017.12.28 Thursday
ブログ小説「アスカルの恩返し」その28
僕が つながれていた 鎖をみて 大きく ため息もしていました。 そんなことを みていると 僕は 飼い主に何とかしたいと 思うようになりました。 そこで 天国の中を 漂っている 天使に そのことを告げました。 天使は 即答せずに 神様と相談するといって 話が終わりました。 数時間が過ぎて 神様が 僕の前に現れたのです。 天国に 神様が現れること自体は 不思議ではありませんが 実際には まれなことです。 神様には 僕たちのように 形はないのですが それでは 話しづらいということで 人間の形で現れたのです。 神様; アスカル 飼い主に 恩を返したいと いうのであるか 僕; そうなんです。 僕は 飼い主にいろんなことをしてくれました。 でも 僕は 何もできませんでした。 恩を返したい思います。 返さなかったら もう 来世はないとおもいます。 |